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翻訳論文

EUのダンピング防止法とその運用における原産地規則の役割(2021-05-31・1263KB)

原タイトル:Origin Rules in EU Anti-dumping Law and Practice: An Update

標記のEdwin Vermulst博士及びDavide Rovetta博士の共著論文を氏家輝雄氏の翻訳で掲載します。
 
本論文は、EUのAD法とその運用における原産地規則の役割を詳細に分析し、原産地規則が調査過程における運用手段及びAD措置の執行メカニズムの両側面において果たす役割を簡潔に書き下ろした秀作で、AD措置賦課後における多くの迂回措置事例も含みます。WTO調和非特恵原産地規則の完成を望みながらも、現実的に、第三国迂回防止措置法規の策定との整合性を強調しています。
 
Edwin Vermulst博士は、外部関係者による評価で常にトップ3に選出される著名な通商法弁護士(http://www.vvgb-law.com/lawyers/partners/edwin-vermulst/)で、「Journal of World Trade」誌のチーフ・エディターも兼務しています。
 
Davide Rovetta博士は、国際経済法博士、EU法修士で、執筆時はEC委員会租税・税関同盟総局に勤務していました。

翻訳者の氏家輝雄氏は、大蔵省関税局・税関、UNCTAD事務局、アジア開発銀行で勤務され、一般特恵関税(GSP)及び租税関係の技術協力事業に長く従事されました。

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